2004-01-01から1年間の記事一覧

攻め方が見苦しいのが難点

名前;速瀬 水月 出典:君が望む永遠 『冬ソナ』のパクリ元とも噂になっているゲーム『君が望む永遠』。 この作品において評価がまっぷたつに割れたヒロイン。 ゲーム概要は以下の通り。 主人公・孝之、悪友・慎二、水月の三悪(違)の安定した関係に、水月…

レトリック

書評論文の演習で「文章がレトリックに流れている」「レトリックの技術は評価できる」と言われ、「やっぱり私は嘘八百書く方が向いている人種なのか?」とかなり凹む。 題材に取ったのはル=グウィンの『The Language of the Night』。SFに関するエッセイ、…

イデオロギーは笑ってなんぼ。

深夜プラスONEというサイトがある。 以前友人から教えられてからはまってしまい現在は更新を心待ちにしているのだが、最近「地域紛争解説」コーナーばかりが更新されている。これはこれで面白いのだけれど、やっぱりこちらも更新ペースが遅い……。 ……と先日の…

訂正

12月4日分記事「ダイガクイン絶滅収容所」における「絶滅収容所」の文字と、ナチスドイツには全く関係がございません。響きとして使いやすいので使用したまでにて。敵に使う殺傷兵器はちゃんと敵に使え。タダじゃねえんだから。 参考:maaと愉快な仲間…

鳥シリーズ

ある画像を捜していて流れ流れてたどり着いたのが、なぜかここ。 なんというかものすごく懐かしい。特に懐かしいと思ったのは、エロゲだけれども『雛鳥の囀』関連。 私にとって『殻の中の小鳥』『雛鳥の囀』は良くも悪くも衝撃的なゲームだった。当時私はラ…

安部晋三。

まあ新聞沙汰になったわけですが。 どいつもこいつも、というのが私の印象。 学生サイドは「質疑応答を利用せず、話を聞かずに主張だけ通そうとした」として。 大学サイドは「警察を介入させるという、学府失格ともいえる失態」として。 得をしたのは利敵行…

それは違うような気がする。

私の古巣である法学部関連。 被害者も被告質問可能に 裁判参加で検討、法務省。 私は不真性刑法屋であって刑訴法屋ではないけれど、当事者主義とか適正手続とかそういうところに抵触しそうな気がします。某ロースクール教授のブログとか、いろいろ書きたいこ…

ダイガクイン絶滅収容所

いつもリアルにてお世話になっているmurmureのrakukanaさんより。うちの大学院での学生援助制度改悪と大学院という場所について。 こうなると司法浪人、公務員浪人が「専修コース」に進んで執行猶予(もちろん「資格予備校+学生という身分の獲得」の対価と…

QMA2と「サイショウカ」事件

QMA2、万人向けに調整してるせいか、深く考えすぎて誤答にされてしまうことしばしば。 それはそれとして、法学部に入って間もない頃に聞くことになる事件のひとつに「サイショウカ事件」というものがある。これは朝鮮半島籍の「崔昌華」(チェ……なんだっ…

「プチ萌え」とヲタク的特権意識

やじうまNow Reading!さんより「オタクとマルクス主義」。オタクの持つ特権意識をサックリやっている点で面白い。 オタクの特権意識の原因たる「『萌え』なるものを理解しているのは優等人種であるオタクのみ」的な言説は、おそらく「かわいい」と「萌える」…

ある意味元祖

名前:佐々井夕奈 出典:銀色(ねこねこソフト) シナリオ重視系勃興期、ゲーマーうちで恐怖の代名詞にもなった「ねーちん」こと佐々井夕奈。オムニバスの第三章に登場する姉妹の姉。食堂の経営者で、両親亡き後店を継ぎ妹・朝奈を育ててきた。 適齢期を過ぎ…

なんか新しいカテゴリ建ててみるか……。 ヲタらしくキャラ列伝でも建ててみよう、と気まぐれに更新。 あ、このシリーズは気分で更新される上にジャンルが偏るのであしからず。

参考。

相変わらずホットなヲタ関連……。ここまで来ると民衆運動とか言い出したくなるけれども、イデオロギーで動いているわけじゃないしなあ……。 参考として、らっとさんの仮説の彼岸内、宮崎事件年表をぺたり。

『物語消滅論』…物語が社会を動かし始めた

物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)作者: 大塚英志出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/10/01メディア: 新書購入: 6人 クリック: 69回この商品を含むブログ (123件) を見る 物語に描かれたロマンや、小…

アリサイタダイタヨ

犯人のメールに『螺旋回廊2』思い出したエロゲヲタはかなりの数いると見た。 先日の奈良の事件以来、案の定ヲタへの風当たりが酷い、というよりは恣意的で「悪い」、といったところだろうか。 その中でひとつ気になった記述があった。Make New Community?さ…

本日の買い物

ベストアルバム Overtureアーティスト: 栗林みな実出版社/メーカー: ランティス発売日: 2004/12/01メディア: CD クリック: 25回この商品を含むブログ (98件) を見る『マブラヴ』サントラ持っているのに「I will」一点買い(笑)。

続・秋葉原

またしてもMake New Community?さんよりネタを引っ張ってきました。一般の方からみた秋葉原というのは関西在住の私にも興味深いので。 メインストリートはクリーンなイメージの電気街、でも少し裏道に行けば…って感じになるんでしょうね。 大阪日本橋が今そ…

今月のLaLa、今月のコバルト

樋野まつり『ヴァンパイア騎士』新連載……露骨に狙いすぎで、どうもいまいち。『とらわれの身の上』は面白かったのになあ……。 瀬川貴次『闇に歌えば』新装版。やっぱり『聖霊狩り』イラストに合わせてきた。前の絵も嫌いではなかったんだけど目の書き込みが引…

二次元規制は可能か?

フィクション・二次元系アダルトの規制が動くのは07年、という記述を見かけたので覚え書きの項目に。 私がこの方面の規制に対して極めて否定的なのは、第一に自分がオタクであること……ではなく、まず第一に罪刑法定主義の問題がある。 罪刑法定主義は憲法に…

それだけで彼は世界を敵に回してでも彼女の側に着くのではないか。

榊一郎の『イコノクラスト!』1巻を読了。煽り文だけ読んでると「なんだまたヒロイン並べて異世界なんて古典的なネタか」と思ってしまうけれど、そこは榊作品だけあって甘くはない。救世主という存在とはいえ、たかが人間一人をつなぎ止めるためだけに「籠…

まじめなはなしはどこいった。

最近ずっとヲタ関連でまともなこと書いてないや…。 先週買った『物語消滅論』も斜め読みで、まだ読み込めてないし、この4月まで思想や倫理なんて下地がゼロの私がいろいろ書けるはずもなく。東やササキバラよりは目線がヲタに近い点で、大塚はヲタにとって…

あれ?

そういえば、『物語消費論』に登場した佐世保の事件、大塚はアバターについて「カボチャのかぶり物」と表現していたが 結局 1.もともとカボチャ 2.被害者がいじったからカボチャ 3.発見した2ちゃんねらがいじったからカボチャ のどれが真相だったんだ…

たまにはヲタ以外の記事も書け俺。

またオタク関連ですが、奈良県の小学生殺害事件に対する極めて香ばしいコラム。これに対する石黒直樹氏の公開質問(御影さんより) 。 越えるべき研究者として「*塚**は越えないとね〜」と教授に言われたこともあり、宮崎騒動の再来とも言えるこの流れか…

ぐったり

レポートでいろいろと忙しい今日この頃。 今日はとりあえず引用ネタひとつでご勘弁。 こう言うのは俗に他人の褌で相撲を取る、とか言うわけですが(苦笑) Make New Community?さん、考察『アキハバラから排除される「萌え」と、プチ「萌え」化していく日本…

うわあ最低だ……

麻生を修論の目標に据えている私は、資料購読ゼミで使う資料の選定を、後期が半分終わりつつある今も終了および教授に申告していない。で、たまたま見かけた雑誌『大航海』のファンタジー特集掲載コラムのうち一片を、あまりにムカついたのもあって選んでみ…

どうすればいいんだ

麻生俊平を研究標的にしている私の前に、考え得る限り最悪の障害として立ちはだかった者。 助手時代にコバルト大賞最終選考に残った経歴を持つ教授が修論副査。 勘弁してください。

大きな物語の再興

……王子様の復権という話を先日書いたわけだが、同時に「大きな物語」の再興も著しいと思うのが最近のラノベ。 等身大主人公の日常・非日常から、国家単位の殴り合い(『ゆらゆらと揺れる海の彼方』『空の鐘の音の響く惑星で』)が増えてきたように思うのであ…

ボーダーレス

学園祭で構内を練り歩いていた、ジェンダー関連企画のプラカードに書かれた「ボーダーレス」の文字。 私から見れば失笑を禁じ得ないのがジェンダー関連活動サイドが主張する「ボーダーレス」なるもの。私のように体力もなく腕力で優位を持たない男性が個性と…

一般人視線の秋葉原

先日拙文を引用して頂いたMake New Community?/のざわさんによるアキバレポ(22日分)。 私にとって秋葉原というと7年くらい前の印象で、秋葉原下車=交通博物館直行の鉄キチ並行なので、今の私からみてもヤバげ。メイド喫茶にしても私が「質が高くない…

関西ワイドショーのヲタ特集でCCOちゃの場所を知るも……なんだあの志貴くんが数十人ばらしてそうな路地裏は。意外に広そうなので一度行ってみるかと検討中。 ただ、私は甘党だけどデザート方面のネーミングセンスは相容れない。