出戻りユーモアミステリ読者とラノベ読者

近年のメディアワークス文庫系作品にふた昔前のいわゆる「ユーモアミステリ」的なものや時かけ世代には懐かしいSFが多いせいか、それともミステリ作家の引退・逝去による読者の飢餓感か、わりに高齢読者がいるような気がする。

まさか母と私の親子二代で暗夜鬼譚や憐を読むことになるとは思わなかった。
私をラノベ的なものやキャラ系ミステリに引き込んだ元凶は母なので、まさに因果は巡る糸車。

天河伝説殺人事件(上) (角川文庫)

天河伝説殺人事件(上) (角川文庫)

で、母が持って行ってもいいように青春もの、現代ものジュブナイルやユーモアミステリテイストのものをメイン本棚からサブのカラーボックスにまとめてあるのだが、瀬川『聖霊狩り』野村『文学少女』麻生『私立探偵』古橋『ある日爆弾が落ちてきて』とかにまぎれて、綾里『アリストクライシ』、甲田『断章のグリム』、藤原『アカイロ/ロマンス』今野『マリア様がみてる』あたりも平然と並べてあるので自分の育て方が間違ってたことに気付くのはそう遠くない気がするwwwww