二段構え。

 憲法の改正を発議するためには「各議院の総議員の三分の二以上の賛成」が前提になる。その上で、有権者の投票過半数の賛成を取らなければならない。

 衆議院はまだしも、解散無し・改選は半数ずつ、という参議院で三分の二以上取るってのは、相当なことである。仮に「三年前」にある種の熱狂があったとして、その熱狂が三年持続し残り半数の改選でも直前の衆院選でも維持されているというのであれば、それを民意といわずして何とする。その上でも国民投票での阻止機会があるというのに、これではどちらが民主主義の敵なんだかわかりやしない。


 現在進行形で武力侵略受けてる国でなにをのんきな、という気もするけどな。