黒さは『VS』よりちょっと黒目、『ミュートスノート戦記』よりちょっと白目。

完黙―捜査班 (徳間文庫)

　前エントリで「弱さから距離を取っている」と書いたばかりだが、今回の一般文庫作品は古参ファンには懐かしい黒さのバランスに収まっているように思う。なにやら伏線めいた記述もあるので、シリーズ化するのだろうか。

　個人的にはこの際だから徳間に『VS』拾ってほしいのだけど……。

恋のドレスと追憶の糸―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)

　こっちはこれから読む。