一般京都人のスルースキルは異常w

外国人排斥を許さない6・13緊急行動に参加してきました
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20090613/p1

 umetenさんによるレポがあがっていた。個人的にはコメント欄のumetenさんが書いていることがすべてのように思う。
 所用によりスネークできなかったが、さすが京都、というべきなのはデモが日常茶飯事過ぎて京都新聞電子版すらスルーっぽいという楽しい状況になっていたので、動画見るしか顛末がわからなかったことか。直接対決によって何かが前に進むかと思っていたがレッテル貼りの応酬では実に面白くない。俺自身が外国人参政権には否定的だし、不法入国・不法滞在には法に従い断固たる処置を執るべきだと思うし、総合的に心情的には在特会寄りであることは認めるが、一連の動画見る限りどちらとも歩きたくはない。
 もっとも俺の所属しているMLにおいてカウンターデモ呼び掛けを転送してきた某氏や、賛同者に名を連ねる諸氏が俺の思考を知った上で放っておいてくれることに関して言えば、少なくともその度量は認めたいとは思うのだが。


以下畳んでおくので興味ねえパンピーはスルーでヨロ。


 ともあれ「あえてポリに」お疲れ様といいたい。スルー力が高く受け流しスキルが高い京都人の属性はポリも例外ではないということなのか、そのせいでどちらからも攻撃される彼らに最大限の同情を。つか道路塞ぐヤツは市バス利用者の俺にとって全て敵だと言いたいがそれはともかく。


 「一部犯罪による全部攻撃は無理がある、それは日本人にしつこい対岸の連中と同レベル」とか「ペルソナノングラータは帰るところがないものにも適用できるのか?」とか「沖縄・横須賀のヤンキーゴーホームやクラスでの担任による米兵ハーフ・自衛隊子女へのいじめは綺麗な排斥ですか?」とか「ウンコはねえし出てけもねえだろう。パンピーにはどっちも不快だ」とかどちらにもいろいろ違和感を持つ身としては、ノータッチでいるべきなのだろうとも思うが、あえて書いておきたいことがある。


 つまりは「ハリセン持って突撃したドアホ」と「爆竹投げ込んだクソボケ」のことである。


 少なくともカウンターデモに賛同した750人規模のなかで、あのような実力行使、暴力を容認していた「賛同者」は決して多数派ではないはずである。若干名の暴力革命主義者が混じっているだろうことは否定できないし、中には往年の番長マンガのような全面衝突を未必的に容認していた賛同者もいるかもしれない。しかし、賛同者を募った以上、自分達の軽率な行動が賛同者の顔に泥を塗ることになること、その程度の意識統一もできていなかったのか? 対撮影について言及していた一方で、なぜその程度の警告、諸注意呼びかけを怠ったのか? あのような「(口実にしかならない)暴力行為」「(口実としての意味を強く持つ)テロ行為」を指導部が容認するのであれば、それは賛同者への背信に他ならない。
 呼び掛け人・指導部は可及的速やかに、無関係であるにせよバカが混じっていたにせよ(もっとも指揮命令系統的に無関係だとしたところで状況に対する実効性があるとは思えないが)にせよ、なんらかの総括を発信せよ。
 まして、賛同者を見るに「前途ある学生・院生」の名が散見される状況である。ぐーぐるすれば身元の割れるこのご時世、彼らに「暴力行為への賛同者」としてのキズを刻むことはできうる限り回避すべきであろう。たしかに研究活動をしていると政治的な運動にコミットすることはある程度避けられない。しかし学生・院生が政治に関わることのリスクを「暴力行為への賛同者」というキズによって知るというのであれば、それはあまりに高すぎる授業料であると言わざるを得ない。
「ありがとうございました!」だけで終わらせてる(http://613action.blog85.fc2.com/blog-entry-12.html)場合じゃないだろう。むしろ「これで終わりなんて絶対に許さない!」(by楠見麻由子)だ。しかしロゴに吹いたぞこのやろー。



 運動家としての誇り、人としての良心があるならば早急にあのバカどもについての対処を行うよう、強く求めさせていただく。