不景気にこそ求人に燃える人たち

 なんかここ数日の間に、近所の公共機関に、地連の真新しいパンフレット差しが出現した。母の話によれば、別の公共機関にも出現しているらしい。


 岐阜で見た小ネタな求人ポスターもそうだが、ここ数年(たぶん解禁の決定打はモーニング娘。のやつだろう)の地連や自衛隊のサイトは明らかに広告戦略を変えてきている。海外への展開もあって広告を重視するようになってきたのもあるが、パンフレットもデザイナー部門の手が入っていることをうかがわせるセンスのものとなっている。
 自衛隊地連(防衛省ではなく)におけるこういう形での「文武両道」の顕現に、ちょうど前回の不景気、つまりは今の自称派遣やホームレスと違って税金による支援や保護などまったく受けられずマスゴミ団塊どもにさんざん嘲弄され運動家からも無視された氷河期世代の「文」寄り幹部候補生・曹候補が、ある程度責任ある立場に登っていったであろう時間の効果を想像せずにはいられない。一昨年〜4年前ごろ、航空自衛隊各基地webサイトが雪崩を打つようにリニューアルを行ったのも、ネットに慣れた世代の昇進と無関係ではあるまい。