キョンはロリコンのド変態である。

 「成長しないことを肯定する空間」とかラノベのことを言う勢力があったりするわけだが、仕事場でそういう話をしたあと、帰宅途中にふと思ったこと。


「達観して人生半分投げたやつが、ある少女と出会って生活面白くなって、だけどその少女は生活に退屈しててもっと面白い世界に行くんだと今の(子どもの)世界を打ち壊して(成長して)新しい世界に行こうとするんだけど、そうなると男は今の生活もなくなってしまうからそれを避けたくて、結局少女に手を出してしまう話とまとめられなくもないよね?」とハルヒの一巻をつかまえて暴論。


 上記の先行論説「成長しないことを肯定する〜」を踏まえると、おなじのいぢ絵でも、シャナは世界の外へ踏み出す話、ハルヒは踏みだそうとするのを必死で止める話だよなと。
 ハルヒに関する暴論といえば、俺がアザトース説書いたのは2年前の話(http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20060505#p3)だったけど、「キョン=真性ロリコン説」ってのもアリだと思っただけのこと。
 だってなんだかんだでキョンってみくるに対して(というか朝倉も含めて「女」を意識させるものに対して)エロイ視線は向けるわりに腰引けてるし。必然的に長門が参照するような「男子高校生」に関する情報やデータベースの範疇からは外れるから、長門にとって「面白い」「興味深い」というカテゴリに入るわけだし。逆に上手く立ち回るおっさんみたいな古泉には距離取るし。限界小説書評の前島(だったかな?)は「坂井悠二は(学校では存在感をもたれない)オタクの表象」だ、なんて言ってたけど、キョンの方がよっぽどそれらしい、って話になる。


 以上、落書き。思いつき抱えたままだと別件作業に差し支えるので吐き出しただけ。既出だろうが何だろうが知ったことではない。