面白がられてるらしい。

 左翼な人と某所の廊下で会った。
 開口一番「アキバのアレ〜」


 orz


 左翼な人にとってもあれは興味深いらしい。カオス空間の生成としてはたしかに成功しているのかもしれんなあ。ただオタクからすると痛いだけ。特に鉄っちゃんの痛々しいこと……お花畑サヨクと同列視するぞまったく。むしろ列から叩き出すべきだったと思うがイカに。


 しかしいかんせん方法論がまずかったと私は考えている。
 私は「ぼくら」世代なので、左翼を元ネタにすることに実はあまり抵抗がない。私の「恋愛=戦争」視角も反戦サヨクのロジックをネタにしている部分が大きい。革非同もクリスマス・バレンタイン粉砕もネタとして面白かった。が、アキバデモは突き抜けたバカっぷりがなかったがゆえにマジモンと混同された。でもってそんなネタとしての左翼は今じゃ露出が少なく、ただ反日と弾圧とタカリの権化としてしかサヨクはみられていない。
 でもって、どうもモノホンが紛れ込んだとかなると話は変わる。オタクが反抗してきた相手もまた日教組やPTAやマスゴミといったサヨク的集団であって、これらを抵抗というベクトルで糾合するのは却って双方の邪魔になると思っているし、これは結果として内ゲバという決定的な亀裂を招くし、今ではヘタな連帯は悪い評判しか呼ばない……私にはゴー宣の「脱正義論」で語られているような末路しか見えてこない。ゆえに一発カウンター以上のものとしては使用すべきでない手だと思う。あれは継続させてはいけない性質のものだと思う。


 しかしよく考えてみれば、研究室に、WTOデモの直後に香港土産があったり、デモやら某パスポート騒ぎやら小学校教室不法占拠やらのビラがゴロゴロしている場にいるような俺もそのうち「**派関係者」呼ばわりされるのかもしれんなw。関西人ゆえに見物に行けなかったのが残念だ。


 ネタニマジレスカコワルイ?
 たしかにそうかもw