一種の祭りとメモ。

古巣が古巣故に、最高裁判決というとついうずうずと貼ってしまうw。

凍結精子で夫の死後出産、父子関係認知せず…最高裁
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060904it07.htm

『理論刑法学の最前線2』の第一章じゃないけど、今後凍結受精卵なんかにも関わってきそうな判例
補足意見が法整備を求めていることも気になる。

判決は、死後生殖で生まれた子と死んだ男性との関係について、「親権、扶養、相続など親子関係における基本的な法律関係が生じる余地はない」と指摘。
その上で、親子関係を認めるかどうかは、「死後生殖に関する生命倫理や生まれてくる子の福祉、親族など関係者の意識、社会一般の考え方など、多角的な観点から検討した上で、立法で解決すべきだ」と述べた。

 追記:刑法に関わった学生の端くれとして、佐伯千仭教授のご冥福をお祈りします。