ネタ:センバツとブラバン。

えー、朝日新聞社主催のイベントに本人の意志とは無関係に動員され未だ3月の肌寒い屋外で強制労働に従事させられる各校ブラスバンドの皆様、ご苦労様です。特に自校とはまったく無関係なイベントにも拘わらず朝っぱらから学校権力によって「強制連行」されくだらない曲を吹くことになる地元生徒の存在することは大変遺憾であります。朝日新聞からきっちり謝罪と賠償を受け取るべきかと存じます。

風邪など引かれませぬよう。


非常に恥ずかしい追記orz

H天 『主催は毎日だよー。私も反朝日だけど。』(2006/03/23 17:12)

やっちまったー!
裏とらないでネタにすべきじゃなかった。

ということで、H天さんの指摘通り「選抜高等学校野球大会」の主催は毎日新聞。朝日が主催なのは夏の「全国高校野球選手権大会」。夏にやれば正しいネタだったので何処を修正しましょうかw。日付を変えようか。

というわけなので脳内で日付を7月末くらいに変換してお読みください。

まあ動員かけられるブラバンからすれば夏も春も関係ないのですが(むしろ夏に動員される方が同じく朝日新聞主催のコンクールと重なる分迷惑なんですが)……おっと、地元生徒が吹く曲がしょーもない流行歌から「栄冠は君に輝く」になることが大きな変化でしたっけ。あと毎日も偏向激しいから謝罪と賠償要求しちゃえw。


さて。
実際やってた人間からすると、吹奏楽・交響楽というのはナショナリスティックだというバイアスによって不当に貶められている感覚は常につきまといます。しかも瀬戸口藤吉「軍艦」は否定され、山田耕筰連合艦隊行進曲」はなかったことになる*1アンチ軍国主義にもかかわらずアルフォード「ナイルの守り」*2やスーザ「士官候補生」「国民の象徴」*3は容認される気持ち悪いダブルスタンダード。「星条旗よ永遠なれ」はアンコールのスタンダードナンバーとして活躍する始末*4
このように一面では吹奏楽に対する不当な圧力を煽る一方で、朝日は全国吹奏楽コンクールを主催し、課題曲には「般若」「饗応夫人」といった定期的に日本色全開の曲が来る*5。またこの上にテレビ等で安っぽい感動に煽りたてるマスゴミが多数。なんだかなあ…。

*1:北原白秋のアレもなかったことになってるよなw

*2:大英帝国の植民地支配はいい植民地支配、とでもいうのか?

*3:アメリカ合衆国の(以下略)

*4:吹いて爽快なのは私も否定しないw

*5:おまけだが、日教組にしても不思議なことに、ブラバンに限っては「きれいな日本」信者がやたら多い。君が代は否定するくせに大栗「吹奏楽のための神話〜天の岩戸の物語による〜」「巫女の詠える歌」や伊藤「ぐるりよざ」の信者だったりするから困ったものだw。