生きにくい世界、ねえ。

かわいいは正義」という絶望
http://d.hatena.ne.jp/./KeiKomori/20060313/p1

先日戦後フェミニズム系研究の人とも話していたんだが、確かに生きにくい世界だよな、マッチョリズムとフェミニズムの両方から踏みにじられる層にとっては。

俺が小学生くらいの頃は男性向けメディアって何処までもマッチョ(当時の漫画等だとツッパリと呼ばれる不良どもだな)が支配していたわけで、それを拒否しようとすると女性メディアに突っ走るしかなかった。で、児童書において読み応えのある本は女子向けを中心に展開されたこと……早い話が小学校末期に窪田僚や名木田恵子の世話になった野郎どもは黙って手を挙げろw。


修羅スレ住人的に視角を挙げるなら、男性の性における、「『潜在的なワルモノ』性」を拒絶するという、政治的にも社会的にもなんら由来しない生理的な動機がある。異性間感情の視点からは許し難い、DQNな男どもという生物と自分たちが「同種」であることへの拒絶。ヒロインの激烈な嫉妬と実力行使に歓喜を叫びながら、「男の嫉妬は見苦しい」と切り捨てる行為もまた、男性の「ワルモノ」性を(現実世界での行きすぎたフェミナチを批判しながらも)どこか引き受けているものかもしれない。まあその辺は今度専門家にでも聞いてみようw。


二次元人にとっては割とどうでもいい話だけどな……。