【また】そろそろ見飽きた【炎上か】

 ミッドナイトパックス、小倉弁護士、しがない記者と年明けから火事続きのサヨク*1系blog界隈。で、今度はある東大生……。(コメント閉鎖してるヤツらは除外)
http://plaza.rakuten.co.jp/obiekt/diary/200502120000/
いやマジもう炎上は見飽きたから。



 もうひとつ軍事系周辺、植民地支配関係でここ数日わずかな動き。
 http://plaza.rakuten.co.jp/obiekt/diary/200502100000/
 松代大本営における朝鮮人労働者についてまったく当事者ではないサヨクが訴訟をちらつかせ脅迫・あるいはプロバイダへの圧力を煽る等した結果、当事者である『松代大本営の保存をすすめる会「平和資料館きぼうの家」』との、読者を介した交渉に発展したということがあった。
 きっかけは労働者への虐待としてあげられていた行為が「実は李氏朝鮮伝統の処刑拷問法」だったという指摘であり、これに対して吶喊してきたあげく脅迫そのもの(害悪の告知と義務のない行為の強要は立派に脅迫罪の構成要件)の言葉を書き散らしていったサヨクが登場したこと(現在自blogで頭の悪い勝利宣言中(ゲラ))。
 疑惑のある事実に対する検証も無しに削除されるのはそれこそ言論統制であるわけだが、事なかれ主義の前には無力である以上、いち読者さんが当事者である資料館との(当該指摘および記述に関する)交渉を志願、当事者代表氏の人柄もあり面談は実に平穏裡に終了した。


 たしかにウヨクの中には、ベトナム戦争における韓国軍や、李氏朝鮮・リャンパン支配の拷問刑罰など、朝鮮人の際だった残虐性から「日本軍がやったとされる残虐行為のうち相当部分は当時日本人として日本軍の軍服を着ていた朝鮮人のやったものだ」とする主張がある。当該サヨク氏もこれとごっちゃにしたのだろう*2。しかしながら、ウヨク側とて、仮説のひとつとして頭の片隅に置くのはともかくとしても、これを一般化するのは問題であり、また今回の騒動はそれを裏付けるものとはなり得ない。
 ましてや国籍問わずタコ部屋労働者はある程度虐待無しには済まないわけで、労働契約関係上の企業責任と国家的政策的責任は別の物であり、これを同視することは左翼右翼の別なく恥ずべきことである。労働契約上の責任を認容した判決を、国家的責任をも認めた判決として騒いだり、その逆で騒ぐのは、まともな法的感覚のある人間のやることではないと考えるのだが。

*1:本物の左翼に失礼なのであえてカタカナで表記していることは言うまでもない

*2:まあそこまで深くまともに考えているといえないことはその後の行動で明白すぎるほどに明白だが(プ)