荒んでますが何か。

…なぜかデスクトップに転がったままだった「おとボク2」の体験版を解凍してみたり。……のっけからひどいオカンだなおい。

ちなみに前作は終盤の流れにムカっときてコンプまではしなかった。中身が旧態依然とした男のままで、それが終盤で露骨に現れたところでエロゲというメディアの限界を見てアホらしくなった。

加えて何が気に入らなかったかというと複数のヒロインがその旧態依然とした観念を当然と考えている上にむしろ推奨してやがることだ。俺にアドラステアをよこせ、てなレベルで気にくわなかった。まだ「かにしの」は受容できたんだがなー。

コバルト歴20年近いような男がエロゲやってる時点でおかしいとかの突っ込みは禁止だw。

「料理まで英国なのね〜(略)」「(略)味は良いんだよ」。……なんだろう、ものすごいもやもやしたものを感じるwww

うーん、「どっちにもなれない」ことと嫌悪感については意外に近いなこいつ。どうせ終盤で鮮やかに転向しやがるんだろうがw

基本的にエロゲ終盤の急加速は俺にとっては「Gで首がもげる」という表現が一番近い。

主人公がゴールライン前で腰振ってる地点から、第4コーナーを振り返ると俺の首が転がってるわけだ。

結局そういう現象ってのは一種の末期的潔癖症。「きたない、けがらわしいもの」とそれを認識しているがゆえに「きれいなもの」から「けがらわしいもの」への移行過程たるエロゲ終盤の速度に付いていけない。そもそも「きれいなもの」から「けがらわしいもの」への移行自体が不可能と認識する。

「けがらわしいもの」であることを正面から肯定する者にとって全てのそれは陵辱に他ならない。つまり「けがらわしいもの」だと教育されてきた未成年にとっては、それが「きれいなもの」の帰結なんてこと自体がまやかしである。

それを教育してきた大人も所詮は「けがらわしいもの」に身を委ねてきた存在だということを知りはじめた年代のド潔癖にとっては、「エロ系少女漫画の陵辱されて喜んでるバカヒロイン」と「自分たちにけがらわしいものだと教えてきたことをやってる大人」とはイコールなんじゃねえのか?