原価と対価と時給計算

 中間搾取者が「クリエイターへの正当な対価」を語る滑稽さ。


 コミケに数回出てみてわかることは、ブームの来ていないデジタルジャンルでは、単価200では「参加費」を出すのがやっとだということ。逆に言えば単価500程度のものを作れない/出せない限り、無理に出るのは(損得勘定だけで言えば)得策ではないということ。今回は「感謝ぱっく」もどきで単価を設定したが、もう少ししっかりしたものを作らない限り継続的参加は厳しくなってくる。もちろんジャンル隆盛を願い採算関係なく損得度外視でやってる自分は病人だなと。もっとも、18キッパー乗り鉄と兼用だからできることでもある。
 そういうことを考えると創作文芸でやってる人たちは本当にあの場と創作することが好きなんだなあと思う。