アクティヴィストはジョークコピペを越えられるか。

 構成員の犯罪が多いことや、その大半が隠蔽されろくに処罰されないこと、また税金による豪勢な生活。これらを前面に押し出すことはもともと反基地・反米兵運動家の方法論である。その意味で「排外主義者」とは深淵をのぞき込み(――ニーチェ曰く)すぎた反基地運動が陥るひとつの未来であり、弱点も主張も変わらない。とりわけ足立16中事件の増田などはまさに「深淵」そのものである。
 小泉義之教授が過去にblogにおいて「米軍基地については必要性で議論すべきで犯罪や経済を持ち出すべきではない」という趣旨で書いていた(http://d.hatena.ne.jp/desdel/20080219)ことはここにも影響するように思われる。


 感情を排除することが運動の進化だとすれば、それはそれで面白いと思うのだが、まずありえないだろうな。