移動時間だけがほっとする。
25日は某学会の部会で、YA書籍関係の講演があるとのことで空気も読まずに聞いてきた。
過去、その学会大会でYA出版物について発表した院生がラノベの定義を問われ、「@@文庫と**文庫と++文庫(男性向け寄りの主要レーベル)です」と答えたという話を聞き、ラノベが鵺状態なのはどこも同じかと思ったり。逆に言えば、YA文化研究は、得体の知れないものとしてでも注目集めて勢いに乗っている今のうちに走れるだけ走っておかないとなあとも。
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まあこんなもんか、ってとこだった。『プリンセス〜』は面白いと思ったんだが。
長時間移動の前に何か買おうと本屋に行っても、思いきり引きつけられるアオリ文には出会えず、どうみても「安易な」匂いしかしないのは買う気になれず、あえて「外す」と本当に「外され」てたりする、といった感じ。もう感性がオッサンなんだろう。
けれど、ダ・ヴィンチの「〜終わったのか」を認めるべきなのかと問われれば、パチンカスのように「いつかは当たるさ」と嘯く日々。……なんかジャンプ信者みたいな言いぐさだな我ながら。