まあとげとげしいのは〆切前故の鬱屈なわけだが

 「後日」と書いたPSP版は、軽く書くと、


 入れ込みすぎる人には向かない。いずれ別れるのだから。


 これに尽きる。
 バンナム的には入れ込ませないとDLCは売れないのだけど、入れ込みすぎる人にはリミットやファン人数(そして必然的に接近する別れ)など神経を消耗させる要因が大きすぎる。そして、「彼女たちはアイドル(生徒、娘でも同じ)であって恋人ではなく、独占してはならない」という「育成もの」の特性は、やはり入れ込みすぎる人には向かない。特に特定のルートでは(俺は当該ルートはプレイしてないが)それが顕著となる。
 その点では、館の経営のためにヒロインの背景を探りながら良好な(しかし割り切った)関係を築く『殻の中の小鳥』『雛鳥の囀』の方が近いと言えるように思う。殻鳥のレン、アイシャ、チェリーエンドに、何か喜んでいいような寂しいようなものを感じる人にはいいのかも。


 俺もまた入れ込みすぎる方だけど(事実年代記の方のファーストインプレは「向かない」と書いている)、後段のことを考えたらなんだかいとおしくなってくる不思議(笑)。でも神経すり減るのと本業の都合であんまり進まない。