ふー、びっくりした

 昨日のふとした思い付き、というよりそのきっかけへの反応がなにやら多いことに驚いた。


 この話が出たのは、ある作品について、脳で映像を検索できないとわからない表現で、映像ありきのただ過剰なだけで圧迫的な文章になっている、とかそんな話の中だったと思う。
 すべての作品の表現が終わってるとは思わないし、その先生もそれは否定していない(あるラノベは絶賛してる)。ただ、ラノベが何かを見落としてきているとすればそのあたりなのかなと思ったのが昨日の雑記。その意味では「映像化は到底不可能な傑作」といわせることこそ作家の力なのかなあとか。


 ラノベサブカル的な流れや(俺も含めて)教育と絡めてで論じられることが多かったがゆえに、文字表現そのものよりも、概念的なところに目を向けられすぎたのかもしれないなとも思う。
 もしかしたらジャンルとして認知されたときにはもうなかば執念が抜けた抜け殻だったのかもしれない。90年代信仰の老害であることは承知しながら、改めて今を考えてみる必要があるのかも……いろいろ考えが渦巻いてまとまらないけど。