貶した分のフォローはしておくかなw

 大阪の国際児童文学館。せめて上野の国際子ども図書館くらい交通の便がいいといいんだが、児童文学研究文献の収蔵量を考えるとあれが無くなるのは困る。その程度の認識はあるんだが、やはり利便性のひどさはシャレになってない。


 国際児童文学館は(ラノベというギリギリの領域も含めて)児童文化一般を取り扱う図書館・資料館であるからして、普通の図書館ならまず収蔵しないものも抱えている、閲覧可能にしているという面もある。
 その代表格が雑誌や書籍の付録。
 先日行った際には「かいけつゾロリ」の付録が、新刊コーナーに書籍本体とともに袋に入れて収蔵されていた。廃止騒ぎが起きた時には鳥越コレクションの雑誌付録が新聞記事にも載っていたからこれはまあご存じの通り。
 で、オタ方面でなら結構な重要資料になるんだろうなと思われたのが、「大百科」系の蔵書や、テレビマガジン増刊など、主に特撮に関係した資料群。これの充実ぶりはそこらの公立図書館の追随をほとんど許さない規模。特撮オタの鬼腐人な方々は存続運動に参加してみてはいかがだろうかと思わないでもない。


 実際のところ、利便性や運賃のことを除外して所蔵資料だけを考慮するならば、「オタなら研究者じゃなくても一日引きこもれる場所」だとは思うけどね。利用者登録しなくても書庫資料閲覧できるし。コミック蔵書も多少はあるし。