リンカーン? それがどうした。

「奴隷には三食食わせて住居を与えなければならない。労働者には三食食わせる必要もないし住居も与えなくていい。奴隷制の終了は人権がどうこうじゃなくて資本主義の必然です」
 俺は日教組が大嫌いだが、中共朝鮮の言い分ほぼ丸飲みで沖縄サヨクの尖兵のような授業をしていたバリバリのサヨク教師が語ったこのフレーズだけは全面的に同意する。


 このときのアメリカの変動は、「組合がうるさく何かと面倒を見なければ行けない終身雇用の正社員」(人権屋がうるさく生活面のコストがかかる奴隷)を捨てて「福利厚生のない流動的労働力である派遣やフリーター」(表向き平等になった「らしい」が劣悪な環境と特別権力関係によって搾取が可能な「自由意思(笑)の」労働者)へと労働力を切り替えた日本と何一つ変わるものではない。
 そういえば昨日の朝日新聞天声人語リンカーンの短い演説をやたらと持ち上げていた。小泉の「ワンフレーズ政治」とどう違うというのだろうか。


 上記の資本主義的変動のことも含めて、小泉純一郎リンカーンとの間には、実のところたいした差はない。ゲスゴミが、オバマと絡めてリンカーンを持ち上げることは気持ち悪いことこの上ない。