サヨクは矛盾に気付かない

NHK番組改変、賠償命令判決見直す可能性 最高裁弁論
http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200804240096.html

07年1月の二審・東京高裁判決は、取材を受けた市民団体「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(バウネットジャパン)に番組内容に対する「期待権」があることを認め、200万円の賠償をNHK側に命じた。しかし、最高裁が結論の見直しに必要な弁論を開いたことで、NHK側に有利な方向で二審判決が見直される可能性がある。

 「期待権」なるものが無制限にあると主張した瞬間、「純粋に鍛冶技術のドキュメントが作られると思っていた」刀匠の削除要求にも強い正当性が発生してしまう。だったらこの運動家達は彼の削除要求や運動を全面的に支援するのかね? もちろん欺かれた彼とは事案が異なるわけだけども。他のところでも書いたけれど、取材には仁義が必要。
 こんなちょっと考えればわかりそうな矛盾したことばかりやってるから、矛盾の元たる「同じ条件の者」に対して「自分たちだけが救われるべきだ」「彼らは自分たちと違うのだから救済されるべきではない」という無理矢理な屁理屈を作るため、サヨクサバルタンどころか「自分たちのイデオロギーに対する疑問と敵意のはけ口として」不可触民身分の創設にも等しいレッテル貼りを繰り返すことになる。自衛官やその家族はその最大の犠牲者に他ならない。


 正義とは弱きを助け強きをくじくことではない。強きにも弱きにもその剣を向けなければ意味がない。