状況、絶体絶命。

 「次のテーマは『末期戦』かな〜」なんてことを漠然と。ただし文字通りの意味ではないけど。
 ……というわけなのでそろそろオルタと群青崩すか(何)。その前にHDD空けないといけないから途中放置してるけよりなフォアテリとかにしのとぱすチャCと(以下略


 そういえば「MS IGLOO 黙示録0079」はなかなか面白かった。

俺に言わせれば『ポケ戦』も『08』も、どうしようもない破滅的失恋のドラマであって戦争ドラマなんてものじゃねえ。『ダンバイン』は以前書いた通りのヤンデレアニメだし、俺はむしろ富野(とその流れに属するスタッフ)が書いてるのは、本質的には「ラブストーリー」だと感じている。http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20070318#p1

 こういうイカレた視点を持ってても、ストレートに楽しめた。二回目には「赤文字雑誌編集者? デザイナー?」とか変な思考が出てきたけれどw。砲撃に殺された少年兵二人も、「ここにレフェリーはいねえ!」の犠牲者も、少女漫画的な恋を信じていたのに裏切られた者達に見え始めたりとか。まあいつものように沸いてるんであしからず。


 で、全く話はそれるけどそんなイデオロギー的に考えると、どこぞの「俺様TUEEEEE!」な前作主人公は、少女漫画においては消費層が蛇蝎のごとく忌み嫌う「家柄財産容姿等まったく主人公女性が太刀打ちできない上にやたら傲慢で主人公の邪魔をするヤツ」であるにも拘わらず、女性の声で主人公を乗っ取ったという、なんともねじれた存在なのだなあと思わずにはいられない。
 「心に傷を負った主人公がなんとか見つけた相手を、いきなり横から割り込んでぶち殺し、あまつさえ精神均衡ギリギリのところで必要悪として生きることを選択した主人公のわずかな希望さえも踏みにじる、先天的に恵まれたすげえ傲慢なやつ」……こんなやつ少女漫画で出てきたら「うぜえええええ!!」「死ねえええええ!!!!」の大合唱だと思うんだけどなあw。スパロボZの告知に対する反応で「やつをぶち殺せるなら買う」の声が出てくるのも納得できるってもんだしw。