それが意思ならば(注:筆者壊れてます)

 それが真に生徒の意思ならば俺は何も言わないし言う筋でもない。憲法が9条しかないと思ってるバカどもとは違い、どっちかというと19〜35を信奉するんでね。


 ただ、俺が主張するのは「個々の生徒にとって、仰いでも何ら尊くもないクソ教師を讃える歌を、存在などしない友なるものを讃える歌を、恨みこそすれ感謝などカケラも抱くこともできない上級生を讃える歌を、それぞれ歌えという命令を拒絶する自由」も肯定せよ、詰まるところ生徒にも「破壊する自由」「『ぼくらの最終戦争』を行う自由」を認めろ、それだけだ。



 そういえば某府では学区割り至上主義がまたぞろ湧いているらしい。「小学校で固定されたいじめの階級カーストからエクソダスするためには私立に行くカネが必要だ、それがないやつは階級に従い高校まで延々いじめられ続けろ」と言わんばかりの連中のどこが左翼なのだと割と本気で思う。まあ逃走の自由を認めないマッチョ主義だからこそ暴徒の害をもろに被る物理的弱者たる女性や子どものことを考慮しないで革命だなんてこと言えるのだろうし、そいでもって教室内で斧だの鉈だの振り回して「暴力革命だァァァァ!!!!」とやることを肯定するというのならばある意味それは潔い。
 しかしまあぶっちゃけそんなもの振り回すより灯油缶とライターか火炎瓶持って学校職員室か加害者の家行った方が確実性には欠けるだろうが早いし楽だけどな。正規戦だろうとゲリラだろうとただの犯罪掠奪だろうと最終的には火に行き着くってわけだ。自己であれ他者であれ、誰を燃やすにしても、人目を引かずにおかないことは認めざるを得ないニ……です。


 えらく脱線したw。


 はたして卒業式とは、この学校には何も問題はありませんつつがなく卒業生が出て行きます市民、程度のパフォーマンスに過ぎないのか、それとも様式に従い粛々と進められるべき儀礼なのか。
 儀礼ならば逸脱は基本的に許されない。パフォーマンスに過ぎないのなら、様式に従い粛々と進められる必要などない。いずれにせよ破壊の自由は平等に与えられてしかるべきだろう。退場時にクラッカー鳴らすだの紙テープ投げるだの茶髪で来るだの、その程度のことをグダグダ抜かすな。教師どもの「指導*1とやらは、どう取り繕ったところで矛盾に満ちたものなのだ。教師どもは「慕われてた、敬われてた」ことにしておきたい自己満足儀礼に生徒を付き合わせようとするくせに自分たちは(彼ら言うところの)国家の自己満足儀礼に付き合うことを拒否するというのでは、ただ身勝手を晒しているだけでまるでお話にならない。
 そもそもクソ長ったらしい睡眠導入演説聞かされて、拍手と礼を強要されて、どっちが全体主義だかわかりゃしない!!



 さて、仮に教師として卒業式任されたら何するかなあ。
 まず来賓カット。理解のありそうなやつしか呼ばない。バンド組んでる生徒かパソ系サークルを釣り上げて「アレンジしちゃいけない」なんて法には書いてないんだからと「とりあえずメロディラインだけ残しておけ」と指示して好きに国歌演奏させる。ノリのいいやつは歌うかもしれない。バンド生徒には退場時にでもバンドオリジナル演奏することを許可する。で、「うちの学校は生徒が自主的に国歌演奏してました」と言い張る。歌が聞こえないと言われるようならミクとリン・レン使える生徒も動員する。校長その他にはMC+1曲で式辞に代えさせ10分以内に抑えさせる。これの伴奏も上記生徒にさせる。近隣の大学や高校からコンサートチャイムは借りておく。使い道はいわずもがな。



 ……まあネタはともかくとしてミクとリン・レンは教育現場でもいろいろと活用(悪用)できるような気はするんだがなw。

*1:注:地裁判決は演奏拒否は肯定したが生徒への「指導」は否定している。真に生徒を楯にするならば上訴しろ、と俺が書いていたのは過去ログhttp://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20060922#p1参照