とりあえず

 某ホテルの件。
 俺は、思想信条の自由を筆頭とする生徒の人権踏みにじってのうのうとしてやがるクソ組織日教組言論の自由を言い立てることを「寝言は寝て言え」と考える立場の人間だが、しかしてこれは逆に考えて改めて原則論に立ち返ることの必要な事案であるとも考える。


 つまり「日教組」を「拉致被害者家族会」や「在特会」、「右翼街宣車」を「朝鮮総連・民団」に置き直してみたらどうか、という話である。日教組非難に躍起になる前に、以前家族会の写真展が会場から拒否された事件があったこと(北海道だったかな)を思い出してもらいたい。マスゴミが必死になってホテルを叩くことへの軽蔑や嫌悪感をとりあえず脇に置けば、そこにあるのは同じ構図だ。おまいらもちつけ。


 要するに、別にホテル自身はイデオロギーなんかどこ吹く風と、単純に(某患者宿泊拒否同様に)他の客や後の客足被害を回避しただけで、単なる「対クレーマー事なかれ主義」の帰結に過ぎない*1。断った相手もクレーマーだったのがホテル側の不幸といえば不幸だが、それはリスクマネジメントの次元の話。


 まあ以前の件と比べてマスゴミダブスタがよく見えますねってだけの話なんだがなw。

*1:なお、「やえ十四歳」さんは「テロに屈した」と非常に強い表現を用いている。http://www.amaochi.com/yae_log128.html#080205