打ち切りorz
ダナーク魔法村はしあわせ日和 〜ただしい幻獣の飼い方〜 (ダナーク魔法村はしあわせ日和シリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 響野夏菜,裕龍ながれ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 文庫
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ダナーク\(^o^)/オワタ
ああ、やっぱり新シリーズは打ち切りフラグだったのね……。イズーの過去とか全く回収できずに終わっているみたいで結構ショックです。売れ線以外の少女系は辛いなあ。
みりおんぐらむさんには全面的に同意。架空異性大量消費逆ハーレムの売れ筋以外冷遇されすぎ。これでグランドマスター切られたらコバルトから足洗おうかな俺。…………マリ見ては惰性だからいつでも切れるけどヴィクロテある間は無理かww。
\(^o^)/…………ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
そりゃ10年以上前からコバルトの即時打ち切り放置には慣れたつもりだったけどさあ……。
いやまだ終了だと明記してくれる分良心的だとは思いますよ?
レイティアの涙とか、ヴィシュバ・ノールとか、アドリアンとか、なんの告知もなくいきなり打ち切られた作品から比べると、短編集という形で読者に打ち切りを告げることができた響野夏菜*1は幸福だと思いますよ? だけどさ。(以下勢いに任せた愚痴
まあいいや、はっきり言ってしまおうか。
コバルトをはじめ少女小説レーベルは90年代の末期的状況、少女小説の危機的状況をまた繰り返す気なのかと疑ってるんだ俺は。今の状況、世紀末に榎木が釘刺した状況*2の繰り返しだぜ? 逆ハーレムでも主人公少女がちやほやされまくるでもないファンタジー片っ端から打ち切って、お約束と共同幻想と私ってば不幸にまみれた架空異性大量消費一辺倒でどっちを向いても似たような作品しかなくて、どうにも行き詰まったあの頃と同じじゃねえか。今はそこにBLが追加されてる以外の違いなんてねえだろ。気がついたら月当たりの購入数も半減してたわ。
なんとか古参作家や突き抜けた個性の作家が信者を背景に頑張ってるけどもさ、ダナーク村の打ち切りと新シリーズの方向性は、高遠砂夜のレイティア→姫婚・レヴィローズ・クロスティア*3といった急激な方向転換と重なるものを感じるんだ困ったことに。
邪推承知で書かせてもらえれば、流血女神伝の異常なまでの消化不良幕引きとカリエの急転直下や、真堂の今シリーズも不可解といえば不可解だ。真堂については四龍島やレマ吸、青桃院とBLスレスレのシリーズばかり書いてきて、「魔術〜」で連載開幕からくそみそのパロまでやらかした作家がいきなり姫ってなんの冗談だよと。
ついでだからもう少し言おうか。この逆ハーレム系の異常な隆盛はBL作家まで巻き込んでる、これもなんかおかしいだろ。ヘテロに差し替え可能なコンバチエロBLは腐女的にも非難対象だけれども、コンバチBLからどんだけ流れ込んでますかね? 昔「表紙に女の子いれば大丈夫だってw」みたいなエントリ書いてた俺だけどさ、今それ全く通用しない。作者名で警戒態勢取れないと踏みかねない。それくらい異常。まあ気を付けるように、と。