「俺達はこんなに薄情じゃない」

欧州では「負け犬の死」 日本人はなぜ「フランダースの犬」に共感するのか? …ベルギー
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1071809.html

 以前ある藝術学会の研究会で神林恒道教授が報告されたのが「フランダースの犬」を巡る現地状況と、日本での歴史。
 なぜか観光客がやたら来るので現地ではあわてて物語のことを調べて舞台を特定して銅像が建ってしまったり、その像のパトラッシュがやたら小さいという話があったり、現地ではマイナーどころか否定的にとられているという話があったり、明治以後の翻訳・翻案版の話があったり。そのなかに、「俺達ベルギー人は子どもを追い出し放置するほど薄情ではない」という声の話などもありましたっけ。

 で、この観光客、良くも悪くも明治〜戦前の児童雑誌の影響下があったところから押し寄せているそうで、日本人に限った話ではなかったり。
 そいでもって、「大挙して押し寄せる何か間違った観光客」が「何も知らなかった」現地を驚かせてるというのは、某湖や、某神社を連想させますな。なんだ、オタだけが異常なんじゃないじゃんw。