ミク二題、他。

ドワンゴによる初音ミクオリジナル曲登録問題まとめ(β)
http://www32.atwiki.jp/mickmiku/

クリプトンが「初音ミク同人グッズ」に発売停止、画像取り下げ勧告
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1069273.html

不真正法律屋として様子見。

アイマスって何? 
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20071219/p1
オタネタはやはり
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20071220/p2

 アイマス界隈は伊藤で読むには黒春香が一人歩きしているだけだと思う。
 真や千早、あずさにおける「曲との関連づけ」はキャラよりも既成アイドル曲:アニソンとの、比較・類似を元にした作品が多い。あずさの森口博子F91)や斎藤由貴、真のサイバーフォーミュラライジンオー、千早の坂本真綾など。
 それはそれとして、藤崎詩織に限らず、主人公育成SLGやナンパゲーにおける「全パラカンスト要求級完全無欠ヒロイン」はボスキャラモンスターという認識は間違ってないように思うのは私だけだろうか。桜木舞、ノイシュ・アマルフィなども。





 実のところ私はむしろアイマスMAD初期から中期にかけて氾濫したエースコンバットMADの方に興味がある。土曜ワイド的芸能界における「イデオロギー」とミリタリーカルチャーは、古くは平家や太平記、曽我や忠臣蔵、ひいては東京裁判史観や引き揚げ者の惨状(ソ連兵米兵中共朝鮮人の裁かれない暴虐)、捏造、現在の利権特権nなどなどへの反感と結びつく、基盤的なものとして「信念・信義が物量や権謀術数や理不尽な暴力に勝利する」という一種いかにも「日本人的な」コードの上に配置されるものだと考えている。そこには男性も女性もない。「少女漫画の黄金テーゼ」(藤本)もそのコードに位置するものであり、究極的には「生活保護不正受給在日」「謝罪と賠償」「同和利権」への「真っ当に努力してきた」者達による正当な反感、強い敵意も、上述のイデオロギーによるものである。下の日記で「転移」と言っているのはそれのこと。


 私にとっては、現在のオタクシーンは「乙女ちっくイデオロギーと軍国科学少年と歌舞伎など近世美術の化学変化」によるものに見えて仕方がない。しかし私はそれを否定する気は毛頭無いし、「おかしいと否定する前になぜそうなのか考えろ日教組・PTA共」という考えである。