自主規制orPC?

ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA)

ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA)

「***が出てない!」というのはこの手の本の感想としては食傷気味なところだろうが、初音姉様とファル様の姿が(略


とはいえ、一人だけ狭義の定義に当てはまるにも拘わらず出てこないヒロインについて引っかかりを覚えたのも事実。


そのヒロインとは、『Immitation Lover』の園村円香である。


軽く説明すると、彼女は非常に嫉妬深い。ちょっと選択誤ると刺しに来るし、自分のルートでは「感じている演技」までして主人公をつなぎ止めようとするし、ライバルである響には重度のコンプレックスがある。
で、響ルートにおいて、ただ一点「響が先天的に子どもを産むことができない」ということにアドバンテージを感じて安心していたにも拘わらず、主人公が響を選んだことで怒りを爆発させるというシーンがある。


「そいつは女じゃないんですよ?!!」


産めない女性の全否定。
別に女性同士の罵り合いではたいして珍しくもないだろう(姑が絡めば地上波ゴールデンタイムでも珍しくない)し、WHあたりでもたまに見かける程度のセリフだが、モノが実質男性向けだけに、いらんゴタゴタを嫌ったんじゃないかとか邪推してしまうわけだ。あまつさえ狭義ヤンデレでありながら広義ヤンデレひぐらしや、燃えるためにはやや脳内ブーストを要する成美(邪悪度で行けば比良坂先生死後の亜子の方が俺は怖いけどなw)にページを譲っていることを考えると、なおのこと。実際のとこどうなのやら。


ま、「何もないところに血煙を立てる」くらいの妄想力がなければこの世界やってけませんのでねw