不可能なものは不可能。、

「私の名前は偽造なのか」 “母の離婚前妊娠で無戸籍”女子高生…麻生外相の「偽造パスポート」発言で
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/991863.html

 法的・技術的な話が何でそういうことになるかなあ。 
 365が端的にまとめているがそういうことなんだよな。「存在しない人間」の「貴国での人権保護」は依頼できない。
 すごく冷たい言い方になるが、運動側が自己矛盾に気づいてないのが不思議なんだ俺は。パスポートってのは前述のように、国が旅行先に対して「身分を保証」してくれる、つまり国の庇護を示す書類であり、主に途上国や遵法意識のいきわたってないにおける人権は、「日本国の依頼を受けた現地国」という後ろ盾によってかりそめに尊重される。つまりパスポートという問題に限定していえば、よしあしは別にして「国家あっての人権」という冷たい現実がある。庇護されるものがない外国人がどうなるかなんてのは引き揚げの記録見ればわかりそうな話。