まさに「アマゾネス」

官憲に追われた宇宙海賊の少女(とネズミ型アシスタントロボ)が、留学生ホームステイを受け入れている主人公宅に割り込み、騒動を引き起こす話。
……まあ一昔前のエロゲかなんかだったらこれで終わりなんだが……
「彼女にはそもそも日本の常識が通じない」「毒舌でなにかと問答無用である」
……まあ今のエロゲかなんかだったr(略
「性的に非常に奔放である」「黒い○○が勇者の証*1
……まあ抜きゲk(略
「女性は性行為の後に相手を食うのが一般的で、それは殺人としてすらカウントされない、全宇宙的要注意民族の出身である」
……ここまで来ると萌え狙いとしてはかなりぶっ飛んだ部類に入る。
いや食人ヒロインは嫌いじゃ無いというかそれが独占欲に基づくものならむしろ大好きなんだが必ずしもそうじゃないし。


それでもってやっぱりどう足掻いてもウイングスコミックスなわけで、超絶ブラコンでエロゲンガーな「主人公の兄」が登場する。まあそういうわけである。
少なくとも今のところ男性読者でも問題なし。ディアプラスとの棲み分けも確立してるっぽいし、この先も大丈夫だろう……多分。
ただ、やっぱりというかなんというか、スタイルが全体的に男を描くときのテンプレっぽい。ウエストとか制服の構造バランスとか、明らかに男性向けとは異質なものになっており、(男性向けとの境界が曖昧になる前の)少女漫画的身体に慣れていないと引っかかるかなと思うくらい。
そこそこ面白かったけどね。

*1:これ、見事に伏線として描かれてるのがすごい……w