石けん水厳禁。
夏コミの際、私はこんなことを書いていた。
で、予告通りというかなんというか、池袋行ってきました。
えーとですね、あそこは「オタ男子」が行ってはいけないところ「だった」んだなというのが正直な感想です。それは乙女の花園とかそういう意味ではなく、しいて言えば「水と油に石けん水をぶち込むな」ということでしょうか。
私の見る限り、池袋はどちらかというと刑事ドラマでおなじみの風景、「普通の」繁華街です。飲み屋と風俗とラブホの群れる、三次元「水」商売の町でした。あの一角だけが、「油」として存在している。女性の妄想・幻想的な、去勢された幻想空間が、周囲から隔絶していたように思います。
ところが、普通の男性オタがあの中に入り込むと、水と油の境界が曖昧になってしまう感がある。隔絶した空間を、またいでしまう。結果、幻想空間が崩壊してしまう(私のような「腐」であり、「さよなら三次元」な極端なオタでも「俺はここでは異物だ」という認識を持ちました)。
それは、私が夏コミ後の秋葉原行きの時に「幻想都市に現実を持ち込むな」と言ったのよりも、より破壊的なものをもたらしているような気がします。
夏、冬、それぞれ見てきましたが、両者について私が思ったことはこんな感じ。