セクシャルとアナトミック

 思えば比良坂先生ほど、突き抜けた、そして共感できた鬼畜ゲー主人公はいない。いや共感といっても別にスカとかそういう下品な方向ではなく、「すべてが実験に過ぎない」というあの姿勢。未知の生物がイマス、んじゃいじくり回して調べてみよう、ってなあのノリ。……選択肢選ばせるならなぜ「バラす」がないんだと本気で思った当時の俺万歳(←今考えると比良坂先生よりタチ悪いw。 あれを某文庫の「小児科」シリーズに放り込んでみたらとか考えてしまう今の俺とどっちが酷いかは知らぬw)。
 まあ不満は数あったw。前はともかく後ろに関わる実験なんか自分ででもやっとけ! 未知の生物ならまず解剖しないで何が実験だバカヤロウ!……ってのはさておき、結局は突き詰めれば臓器に対する「好奇心」でしかないんだなと思わされる一本だったなあ……。

 普通の人は『夜勤病棟』にそんなこと考えませんorz