反省を踏まえて。

…というわけで早速おこられてきました。

http://b.hatena.ne.jp/entrymobile/2952048
crow_henmi「沙耶かわいいよ沙耶、だけではなんなので、実際の記事とあずまんの補足をきちんと読むことをお勧めする。」

補足……あるのか……なにぃ?
東公式重すぎて繋がらないorz。
……と思ったら繋がった。

http://www.hirokiazuma.com/archives/000247.html

……orz。
深読みが足りなかったのか、深読みしすぎたのか……。


私とて元記事を読まずに書いたわけではないが、ただどうしても、「ゲーム性」への対抗、それもかなり反発的なものを読みとってしまった。ゆえに私は「迎撃」というキツメの表現とさせてもらったし、アカデミズムの危機感をも邪推した。

美少女ゲームはゲームじゃない、と結論付ける人もいるが、それでは面白くない。これがゲームと呼ばれるのなら、そこにあるゲーム性は何か、考えるべきだと思う」

これを、かなり厳しい皮肉だと私は読んだ。
目下のところ、DSのタッチペン(これも結局はDOS時代のクリックアドベンチャーの流れに見えるのだが……)にしても、Wiiにしても、ゲーム性は身体と結びついて言われることが増えたのに対し、その一方でノベルゲーは完全に読み送り装置になっている。身体そのものに限定しなくても、DOS時代のエロゲーは単なる読み送り装置にはなっていなかった*1。そのため、私は東の述べた「ゲーム性」を「身体的?なゲーム性」との対比で述べられたものであり、現状への強烈な皮肉だと考えた。だから物騒でイカレた方向へも話を流した。後段の物騒な部分は、それ単独としては(アサピー的な無茶展開も含めて)構造的にそう間違ってもいないと思うのだが、東の真意がハッキリした以上いかなる言い分があれどそれは繋がらない。これは私の読み損ないが招いた失策である*2。精進せねば。


crow_henmiさん、ご指摘ありがとうございました。

*1:ここで私が想定しているのはYU−NOのようなクリックアドベンチャー、辛うじて『ドラゴンナイト4』や『SEEK』のようなクリック基本のエロシーンインターフェースである。エロシーンインターフェイスについては近いうちまた長文書くつもり。

*2:いい加減懲りろ私。