モガ、そして女学生。

「結婚は人生の墓」…知られざる近代韓国女性像
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/01/21/20060121000020.html

 毎度おなじみ朝鮮日報の、通称「自爆記事」。ちょっと古めだけど、某NHKのアレで炎上真っ盛りのコメント欄から拾ってきた(しかし、今回といい民主党長田といい、炎上もずいぶん大規模化したものだと思う)。
 「民族主義リアリズム」ともいうべき潮流の中でよく載せたもんだ。
 古地図自爆*1や国旗自爆*2みたく消される前に引用しとくw。
 全文引用で長くなるから以下省略記法で。

 「手術を受ければ、二重まぶたになるのはとても簡単で、そのまぶたは永遠に持続する。不細工な自分が本当に奇麗になった。吊り上がっていた目つきが、すがすがしく、奇麗な目つきになって自分の外見を自分自身も信じられないほど変ってしまう…」(『女性』1937年7月号)

 100年前の韓国女性はどんな風に生きていたのだろうか。白いチョゴリ、黒いチマ、依然として髪の毛を長く結って男性に素直に服従しながら生きていたと考えるなら、それは間違いだ。

 韓国女性研究所が、韓国文化コンテンツ振興院と共同で1年間かけて構築し、最近立ち上げたウェブサイト「韓国近代女性教育と新女性文化」(newwoman.culturecontent.com)では1880年代から1945年以前の朝鮮の女学生と新女性の生き方を集大成している。

 総演出を務めたチョン・ミギョン研究員は「100年前の女学生もツルゲーネフの小説を脚色した『隔夜』を読んで、恋愛を夢見た。髪を切った独身の女性教諭を見つめながら、“結婚は女学生の墓”と考えた」と述べた。

 50種のアバターで復元した当時の女子生徒の制服変遷史が面白い。決して同じセーラー服一辺倒ではない。

 京城キョンソン)女子商業高校の生徒たちは赤・緑・茶色が調和したストライプのブラウスに対称的なひだの入ったスイカ色のジャンパースカートをはいた。

 体育服も当時はじめて登場する。白いシャーツに「ブルマー」と呼ばれたひだ入りの半ズボンだった培花(ペファ)女子大学のバスケットユニホームが代表的な例だ。ムン・ホギョン研究員は、「当時は制服を通じて、学校の特徴を表現しようとする傾向が強く、スカートにひだをいくつ入れたか、どんな生地を使ったかが非常に重要な問題だった」と伝えた。

 1920年代女学生たちの間で大流行したマフラーは、編み物のマフラーだったが、その広さが広くなる一方だとして学校の取り締まりを受けた。マフラーだけではない。

 教育者の金活蘭(キム・ファルラン)の角刈り風の断髪の流行は、「モダンガール=モッテンゴル(悪い子)」という言葉を生み出して社会の非難を受けた。しかし、新女性たちはこれに負けはしなかった。

 今でも充分スタイリッシュな「崔承喜(チェ・スンヒ)ワンピース」に、女性飛行士の朴敬元(パク・ギョンウォン)がかぶった鐘状の帽子が流行った。1930年代ハリウッドの女優たちが着たツーピースが、仕事を持つ女性たちの間で飛ぶように売れた。

 「西洋の女性たちの自由な対人関係と職業世界に憧れながら、自分の生き方もそれに合わせて変えていくことを夢見た新女性たちの希望が、実によく見て取れます」

 尚志(サンジ)大学文化コンテンツ学科の姜怡守(カン・イス)教授は、「100年前の女性たちの生き方の現在と通じる部分と異なっている部分を理解することは、女性の生き方に関する歴史を主体的なものに変えるうえで重要な作業」と述べた。

朝鮮日報

……大正当時のモガとかそんな感じの流行が重なってますな。というより、整形とか、下手すると内地より開放的なんじゃないか? 名前もちゃんと朝鮮名だし。校正デスクは気を付けなさいね。トバされても知らないよw。


でも俺が食いつくのはそこじゃない。
俺が食いつくのは赤字部分だ。オタなもんでな。

 ……朝鮮半島の女学校はデザイナーズブランド制服やってたのかよ?!w
 制服で学校を選ぶとかいうのは一時期よく聞いたが、そんなことよりもだな……。



 朝鮮半島における女学生萌え制服萌えブルマ萌えの元祖はニッテイ時代だったんだよ!



ΩΩΩ<な、なんだってー?!!!



 したがって運動家のみなさんは現地のオタショップでファッショナブルな制服やらブルマ属性のエロゲやエロ漫画やら買いあさっている同胞を見つけたら裏切り者として告発しなければならないわけですぞ。その手のアンソロ置いている本屋を東●条や●野や新●久保で見かけたら****しなくてはならないということですかな。んなあほな。
 やるなよ! 絶対にやるなよ!w バカが実行してホームランスレやジョークスレに貼られても俺には責任無いからな! 謝罪も賠償もしないぞ!w

 あと興味深いのが「女性飛行士朴敬元」。ちょうどJWings7月号でも女性飛行士が取り上げられているが、これがパイロットなのか客室乗務員なのかは少し気になる。

*1:竹島についての記事。どうみても改竄後後消し損なった経緯線が残ってたり、国名と年度が合っていなかったりという低レベルの捏造地図。思い切り「日本海」とフランス語で書かれているというおまけ付き。ちょっとはとしあきを見習えw。

*2:最古の国旗、と掲載した旗に清国の属国であることが明記されていた。なお、何れの事例も日本語版では残っているが原語版では消されている。