電波ソングとバイアス

思えばエロゲ電波ソングってのは、いかにして「狩る」か、「待ち伏せる」かって歌詞なわけで、その目的は結局のところ二次元人が忌み嫌う、三次元の「寄生虫」の理論や、「利権要求フェミナチ」の理論と大して変わらない、またかなりの部分を共有する。着飾ってみたり口紅塗ってみたり絶対離さないだったり。しかしそれは虚構だとわかっているから二次元人でも太い声で熱唱できるし、支持もできる。同じラブソングでも絶対に現実の広告や圧力に援用されないから。


二次元世界を支配する風潮が露骨に三高幻想セレブ幻想であるとかそういうことはないが、同性間の圧力及び見栄までが存在しないファンタジアだとするのもそれはそれで逆に衣服選択やショッピング等のシーンと抵触するんじゃないかと思う。
ま、別世界なんだし、考えるだけ無駄なんだけどな。
三次元的な価値観が支配しているにしたって、「狩る」「待ち伏せる」という行為の動機、態様、阻却事由を個別具体的に勘案して許容するかどうかが決まるわけだし*1


え、俺はどうなのかって?
戦争はスマートにやれってだけですが?
政府の理性を適度に粉砕し感情の防壁を守る軍部を蛸殴りにしてから政府に降伏勧告突きつける、これが「メディアの向こうに『だけ』存在する綺麗な戦争(恋愛)」の本分だから。身体に物言わせて市街地無差別爆撃なんて胸糞悪い戦争は支持されなくて当たり前。

*1:ねーちんは焦りと思いこみが無茶苦茶に生々しい故に怖いんだけど、それでも二次元的には許されてる