《チャレンジ展示:華宵萌え〜》

寝る前にmixiのコメントレス撃ってたら、めぐさんが日記で取り上げてたのでネタにしてみる。

高畠華宵大正ロマン
華宵の少年画 −《チャレンジ展示:華宵萌え〜》付き−

http://www.kasho.org/tenji.html

大正ロマン時代の少年画を、萌の観点から見てみる企画らしい。

:::: 企 画 趣 旨 ::::  

 「少年」という言葉を聞いた時、みなさんはどのような少年の姿を思い浮かべるでしょう?困難に負けない健気な少年や、冒険や戦いに挑む勇敢なヒーローなど、絵本やアニメのストーリーの中の少年の姿でしょうか?あるいは、今はもう大人になってしまった我が子の少年時代や、自分自身の少年時代の姿を思い浮かべる人もいるかもしれません。

 今回の展覧会のテーマは、そんな心に生きる「少年」のイメージです。高畠華宵の「少年」といえば、『少年倶楽部』や『日本少年』などの少年雑誌を飾った表紙絵や挿絵がまず思い浮かびますが、絵本や日本画、スケッチなどにも少年の図像を残しています。本展覧会では、これら華宵の描いた少年を幅広くご紹介していきます。ぜひ、みなさんの心の中の「少年」と華宵の「少年」を重ね合わせながら、お楽しみ下さい。

テーマ3《チャレンジ展示:華宵萌え〜》

 “萌え” という言葉を知っていますか?

 この言葉を正確に定義することは難しいのですが、主に「アニメやマンガ、ゲームなどに登場する架空のキャラクターに恋心に近い、強い愛情や好意を抱く」ことを意味します。

 いわゆる「オタク」と呼ばれる人々が、パソコン通信上で交わす会話から生まれたといわれる言葉“萌え” は、2004年には流行語大賞にノミネートされるほど、一般的に使われるようになりまた。また今年4月には「書籍・ゲームなどの“萌え” 関連商品の市場規模は、2003年度には888億円にのぼった」という調査レポートも発表され、この市場規模がステレオコンポの出荷額に相当することを考えると、“萌え” は当初のような限られた人々の間でのみ共有される感情から、いまや大衆レベルで共有される文化になりつつあるといえるかもしれません。

 そこで、この“萌え” を「現代」を代表する感性のひとつとしてとりあげ、80年前に華宵が描いた少年たちを“萌え” の視点から見てみよう!という試みが、今回のチャレンジ展示です。華宵のメディア作品の少年たちに“小道具萌え〜” “コスチューム萌え〜” “シチュエーション萌え〜” “ポーズ萌え〜”の4つの萌え要素 からせまります。

 この展示はそもそも「80年前の古い作品…と構えることなく、華宵の作品と向き合ってほしい」という思いから生まれました。3Dメガネ(立体メガネ)をかけて見ると、平面の世界がまるで立体の世界に見えるように、“萌え” というメガネを通して見た華宵の作品が、80年前の世界から今の世界へと飛び出し、すぐ近くに感じられるように。そんな願いを込めたチャレンジ展示です。どうぞ、あなただけの華宵“萌え” ポイントを見つけてみて下さい。

商業や資本主義的な面から萌えに目を付ける一般施設なんてのはこれまでもあったが、美術系、それもポップカルチャー現代アートとは縁の遠そうなところでこの企画はビックリした。
さすがに遠いが……18切符使うにしても論文次第か……。

でも大正で萌えなんていうとなによりも『女郎蜘蛛 真伝』の北畠蝶子な私。