テクスト研究と読者に関するメモ

同期K女史の研究家紀要における挑発にどう対処するか、という点。
俺の場合は「完全分離」こそが第一条件であり起点である。同化させる方向で見ることができないではないが、非常に困難だろう。
一方で同期M氏は(もちろん彼の方向性次第だが)分離を前提にしてはいけない「正しい読者」、それも「同時代的には正しい読者」と「同時代的には正しい作者」(賛同者)、および「後世評価的には正しい読者」と「後世評価的には正しい作者」(被害者)というねじれた条件を持つ。
不真正刑法屋が挑発に乗らないと言うのもおかしな気がしたので乗ってみようかと思うが、難しい問題である。