もう戻れない〜♪
先日、研究科の先輩に薦められた漫画家さんの本を、ふらっと単発の方を買ってきたわけですが、というところで感想。
第一印象が「刺激が足りない」だった私はもう一般人に戻れませんかそうですか。
話自体は昔からある「生徒会モノ」と、しかし最近では珍しい「熱血モノ」の組み合わせ。主人公と参謀役と料理人(違)の掛け合いなどなどテンポもよく、よくまとまった読み切り連作。
個人的には「生徒会モノ」というと
瞳・元気KINGDOM 第1巻 (花とゆめCOMICS)
よりも
生徒全員に告ぐ! (花とゆめCOMICS―城南高校生徒会シリーズ)
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もっとも私自身「濃い主人公一人とその他」という構造はあまり好きではないせいでそう思うのかもしれない。また、これだけの尺で全員分きっちりキャラ立てするほど書き込むなんてことも不可能だということを考慮に入れなければならない……同じ生徒会系の『マリみて』のように全員にバランスよく個性を付けていくためには読み切りでは不可能で、それなりの話数(『熱血専用!』的にいうなら「主役シナリオ」)が必要。
そういう意味では生徒会モノというジャンルは、良くも悪くも「読み切りにしやすい物語が組める」一方で「読み切りにするには話を(物語的にも商業的にも)引っ張るはずの各キャラが描けない」という二律背反を抱えたジャンルなのかもしれないなー、と思った次第。
なんとなくamazonの詳細見てると、同じ人でも
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>royさん
コメントどもです。
とことんまで前向きを追求すると「学ぶ対象の選択」にまで行き着きますね、たしかに。あとは不登校以上に切り捨てるものとリスク・負担が大きいという問題でしょうか。中学受験というものはその極限かもしれませんね。