あっさり

 エリザヴェータはあっさり引き下がったなー、と思うのである。

 レギンが着々と正妻の余裕を見せ始めたのではなかろうか、と。いざとなったら手段選ぶ必要がないという点ではエレンより上手な気もしないではなく。

 「ヘタレでない主人公」の解決策が「開き直ってバカップル」というのはそれはそれで面白かったのだが、時事ネタ、スラングが目立つのはマイナスに思う。もっとも、これは俺の趣味の話であって、司書的・研究者的発想である種の歴史的資料としてとらえるのならアリではある。