こう見えて技術系ノンフィクション好き。

牛を屠る (シリーズ向う岸からの世界史)

牛を屠る (シリーズ向う岸からの世界史)

なにかと政治と利権の話に傾く屠殺業界関係本だが、「家畜と向き合うための純粋な技術としての屠殺」を巡る書籍はあまりにも希有であるし、希有であると言うことがそのままにされてきたことをおかしいと指摘する者がいなかったことはあまりにも情けない話である。