だから、プリンセス志向だって何度も書いてるじゃん。

理想のお姫さまを待ち続ける「童貞(シンデレラ男)」が増加傾向
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1338787.html


はてブ
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 大量のデメリットと現実にうんざりした男たちは「森の乙女」として「お姫様」になることを夢見ている。俺はそれの何が悪いと思うわけだが、マスゴミ様はそれが気に入らないらしい。

Kadzuki シンデレラは舞踏会に狩りに出かけた。十分肉食だと思うが。/森の乙男が一角獣に乗った騎士姫を待って何が悪いのさ?/追記:ただ、ヒロイン・お姫様に「なりたい」志向の方が強いんじゃないかと思う。 2009/11/17

 なんか現時点でスターが8個もついてるし……w。
 俺なんかは「さんざん仕込まれた不実きわまりない王子様」は少女の夢としても願い下げだからして、当然そう思うんだがなあw。一角獣は俺の趣味*1。オルディオス高けえええええ!!w


 それはそれとして、俺は幾度となく書いてきているが、このあたりの男たちの傾向と「ヤンデレブーム」は繋がると考えている。
 お伽話や名作劇場のような、信じていれば報われる、いつか王子様が、一途に思っていれば、みたいな価値観に縋る、というと悪意的だが、この数年カルトな人気を集めたヤンデレヒロインはそんな傾向にあるし、その「物語に裏切られた」あるいは「信じる理由を刺激された」、「お姫様である資格を失ったと思った」とき彼女たちはリミッターを外していく。
 これは嫉妬・独占よりも広義の動機である。「狂ってればなんでもヤンデレだと思うな」と非難されるキャラは、沙耶のような人外、シリアルキラーを除けばこのあたりに包含される。
 また、言葉は「彼女ではない」世界が「妊娠する」ことは、プリンセスストーリー上「ありえない」と信じ、それを過激に確認しようとする。虐待という過去を持つ優子が、幼い夢を壊される原因となった夕を責め立てるのも同じく。
 夢見る男たちは、傷つき数多の血を流しながら現実を生き、幻想では夢見る少女として生きている。少女たちが「現実的な夢」を持つことが出来ず、幻想の寄宿舎に遊んだのと同様に、今の状況では男たちもまた「現実的な夢」を見ることは出来ない。もはや少年・青年は「少女」なのである。

プリンセスであること
http://d.hatena.ne.jp/Kadzuki/20081114#p1

*1:俺はクレア・バートンも北畠蝶子も大好きだ、念のためw