「祭」と「パフォーマンス」

 友人の誘いで総火演行ってきました。
 それにしても就任当初から思うとどんどん父親に似てきてるなあの大臣は。インスマス顔ならぬハマコー顔に。


 実弾射撃だからこそ技術がよくわかる、という点では総火演は年に一回の大規模「パフォーマンス」である。明野の展開展示や、小松などのF-2模擬対地攻撃よりも技術の高さは明らかになる。自衛隊の「国防」側面のパフォーマンスとして総火演はできている。総火演自体がもたらす負担とかそういうのは別にしても。


 ただ、連れて行ってもらった身でいうべきではないことなのかも知れないが、「祭」としては総火演は駐屯地開放行事や航空祭に比べて物足りないというのが私の評価。やはり「堅い」のと、「人」との距離が遠い。端的に言って「(パフォーマンスなのに)運営側が楽しんでいるように見えない」のが大きいかと。裏方さんまでガチガチな印象を受ける。もちろん万一への想定があるのはわかるが、それは航空祭も同じなはず。「俺たちを見てくれ!」というのが伝わってきにくい。


 外の脅威は上昇する一方な上に、新型インフルの防疫、下手すると鶏への変異やらも予想されます。これからまた冬の時代でしょうが、自衛官のみなさんには頑張ってもらいたいものです。