安眠妨害ゆるさん。

 どこぞでどっかのババアが騒いでつまみ出されたそうだが、宿の近所にもババアの同類が脊髄反射しそうな名前の建物があるので、近所で騒ぎやがったら即通報してやると心に決めた。
 まあ宿泊客の俺が通報する前にポリに確保されてると思うけどな(←毎回国会図書館国際子ども図書館ビッグサイトに一気に行くつもりで某管轄警察署の近所に宿とってる人)。あの辺ポリの徘徊遭遇率半端ねえ。個人的には、夏は二時から鳴き出す皇居のセミを逮捕してもらいたいくらいなんだが……。


 それはそれとして、あそこは参集殿からのルートに簡易取り付け式でもいいからスロープ取り付けを急ぐべき(まあ俺が最後に行ったのも2年前の3月だが)だ。主力客層にとって回廊までの数段の階段が大きな障壁となる時代がやってきているのだから。そしてその一方で彼ら彼女ら主力客層の撤退は、客層全体における属人性の低下を招く(俺は国家観については保守寄りで、英霊に敬意を払うべきだと考えているが、認識の上での「人臭さ」の希薄化を好ましく思ってはいない)。殉職自衛隊員家族を除けば直接的な属人性を意識しない客層が主力となったとき、「招魂社」は明治や乃木、東郷と同様の「神社」へと変わるだろうと俺は考えている。ま、祭神を大伯父・大叔父あたりとして認識する世代、つまり俺くらいの世代が死んだあとの話だと思うがね。どっちにとっても俺の世代がくたばるまでが激戦区じゃないかな。



 なんだかんだで妹を愛してるよね、風乃姉さん。妹よりもツンデレだけど。




 『カーニバル・ナイト』読み返しつつ、沖田は単に腐れ縁をそのままにしておきたいだけのキャラなのではなくて、展開上徹底して鈍感でなければならなかったんだなと思った日のこと、そんな日のこと。