考えてみればシュールだw

 ひさしぶりに『リバティランドの鐘』を読み返してみた。
 この作品が一見、天皇制と特攻隊を「テーマパーク的権力」の走りともいえるディズニーコンテンツ、ハリウッドコンテンツにオーバーラップさせながら、壮絶な末期戦を描いているようでいて、しかし最終防衛目標である館が「幻想のために戦い散りゆく」安田講堂(中盤で散ってゆくロボットには「人のために壊れる」という原則があったが、最終盤で居残る人間は完全に「幻想のために」死にに行く)とオーバーラップするという、うっかり泣いたらあとで実態知ったとたん立場問わず愕然とするようなダークメルヘンだなんて話は前にも書いてたとおり。で、読み返しつつ神像ロシナンテの役割を改めて考えてたわけだが……「こいつ某神社じゃねえ?w」とw。散ったロボットの記憶メモリーを膨大な軍用コンピュータに集めて、ロボットの語る絵本や御伽噺をやはりすべて記憶して。……で、「ロシナンテが覚えている」とか。なんかどっかで、名前を書いた紙片を収蔵している施設があったような気がするぜ、と。


 ちょw、まてw、普通「汎用人型決戦神社」なんてセンス思いつかねえよ! 深読みしすぎかもしれないけど面白すぎるってば!wwww


 とまあ、つい何度も読み返すようなことやってるからそろそろ2冊目なのにぼろぼろで、3冊目を買わなくちゃなあと思ってたり。


 Hさんからチラシと割引券もらったので、更新ついでに京都みなみ会館の宣伝に加担しとくことにする。

「-パレスチナ1948- NAKBA」
http://nakba.jp/

「暗殺・リトビネンコ事件」
http://www.litvinenko-case.com/

 まだまだこういう映画館は生き残ってるんだなあと思った。
 映画館といえば、昔地元の駅前にポルノ映画館があって、しかしこの映画館、なぜかときどき子ども向けの10本立てみたいな企画をやってたとか、今も現役なのか知らないが某宗教系大学の教授が「あそこの映画館は古きよき映画館の建築と設備です、一度行っておくべきです!」と千本日活(言うまでもないがロマンポルノ上映館である)について力説してたとか、なぜか変な話ばかり思い出す。こまったもんである。そういや最後に映画館行ったのってZ第二部のときだったかなあw。