「いき」と萌え

「いき」の構造 (講談社学術文庫)

「いき」の構造 (講談社学術文庫)

ちょっと古いがそろそろほとぼり冷めただろうというのと、本を買ってきたので先月末の第5回アジア芸術学会の分科会での話。同大の岡林教授が「いき」と「ツンデレ」「無機質」の関係を、アスカと綾波のフィギュアを題材に講演した。
で、『「いき」の構造』を探してたんだが、文庫化されてるのをようやく知って確保と。
ちなみに分科会に関する記事が、8/28付の朝日新聞京都版にカラーで載ってる。写真に映ってるフィギュアのほとんどが教授の私物というから恐ろしいw。


陸中国からのオタク文化の見え方を発表した留学生が、ややオタク像や日本観がステレオタイプだった上に、8月末の発表だというのにアキバデモを拾ってるというトンでもない発表だったのと、その発表のあとに「この分科会に現役のオタクはいるの?」なんて話が飛び出したのを除けば、楽しい分科会でありました。ええ。