ヘイ○でファッ○ンな集会マダー?

 このところの核騒ぎミサイル騒ぎのなかで、俺が唯一安心してるのが「集会」が発生しないことだったりする。


 「集会」というのは早い話が朝鮮籍強制送還要求集会のことで、基本的には発生しないに越したことはない。しかし、日本という国が必ずしも「リアル社会で」こういうヘイトな運動と無縁というわけではないし、別のヘイトな集会は起きている。しかも動員人数万単位で。



 数年前の沖縄はまさしくヘイトの嵐が吹き荒れた場所である。皆さんご存じのように、米兵による少女暴行事件によって米兵への不信と米軍が存在することへの反発が頂点に達し、二万人もの運動家+地元住民が集結した集会が開催された場所である。まあこの当時の俺は反米一色だったわけで、地位協定イッテヨシとかかなり怒ってたわけだが、今考えるとこれって米兵相手だからスルーされてただけの、一部の犯罪をタネにしたヘイト寸前行為なんだよな。求めてたのが犯罪への処罰とデュープロセスまでならまだしも、排撃・追い出し要求までいってたわけだし。


 しかしワールドカップ、拉致、シャザイトバイショウカネカネキンコの嘘発覚などなどサイバーでは不満が大爆発してサヨクマスゴミ大慌てのご時世、ミサイルや核という追い打ちがありながら、この手の集会が発生していないことに、俺は安心するし、釈然としない物を感じないではないけれど、むしろ日本にまだ「希望」を持ってしまう。


 つまり、前述の米兵事例から行けば、金保の連続暴行事件の段階で「米軍排撃・撤退要求」と同様の「総連/民団排撃・帰国要求」が発生していてもおかしくないのである。
 そしてその根拠は米軍や総連というコミュニティへの不信と恐怖に他ならない。ところが、マスゴミや左派にとって、この同一性は「みなかったことにするもの」でしかない。「差別」というお題目で本質をごまかしてしまう。しかし「差別」ってことを言い出すなら、それは米兵、というか海兵隊にもいえることであって、おまえら運動家の中に外国人(言いたくないが主に南部系兵士)への差別感情はないのか、と問わなければならない。兵士だからってのは職業差別もいいところだし、「やむにやまれずその仕事を」という左派の擁護常套句はどこへ消えた、ということになる。そういうときだけ(日頃徴兵制がどうこう言ってるやつに限って)「米軍は志願制だから、その人は望んでそこにいる」との言葉を振りかざすにしても、同じ「望んでそこにいる」教職員との二重基準に抵触してしまう。「リアルなヘイト運動に加わる」のは、「自ら武器を取って戦争に向かう」「恋に落ちる」のと同じくらい、自分は無縁だと思っていたのが急速に変化した末路ってことであり、本来貫徹されるべき基準が消し飛ぶことでもあるんだな。


 でもねー、やっぱ見慣れない異国人ってのはどことなく恐怖・畏怖を引き起こすものなんだよな、わかってはいても。
 小松で見た風景なんだけど、F-16デモチームのブースで、パイロットがA4サイズ写真プリントにサイン入れて、グッズ見てた子どもに「どうぞ」と差し出すんだけど、周辺にいた子ども3人くらいドン引きしてるの。照れてるのか、ガタイのいいニイチャンに引いてるのか、まあその辺はわからない。しばらくして父親に背中を押された男の子が受け取ってたけど、それまでパイロットは気まずかっただろうなと思った昼の一幕(ま、できてそれほど間もないデモチームだし、客慣れしてるF/A-18のニイチャンたちとは違うってのもあるだろうw)。

アナウンサー 「在日についてのインタビューです。在日の存在についてどうお考えですか?」
福島代表 「日本人はその存在を認める必要があるでしょう。共存するべきです」

アナウンサー 「たくさんの日本国民の税金が支払われている問題については?」
福島代表 「日本国内に存在するのだから、日本人が支払うのは当然です」

アナウンサー 「本来日本人の土地を使用している問題については?」
福島代表 「今更、出ていけとは言えないでしょう。現実を受け入れるべきです」

アナウンサー 「政党の一部には、国外追放を主張するなど過激な意見もありますが?」
福島代表 「嘆かわしいことです。自分たちが気に入らないからといって、そういう荒唐無稽な公約を掲げるような政党は国民の信頼を失うでしょう」

アナウンサー 「しかし、犯罪なども多発しており、住民や国民の不満が鬱積しています」
福島代表 「日本人にも犯罪者はいます。犯罪多発を理由に外国人に出て行けという主張は人種差別であり人権侵害です」

アナウンサー「以上、在日米軍に対する社民党のコメントでした」
福島代表「ええっ?!ちょっとまって!!!」

あらためて、本当によくできたジョークだな、と思うねw。