普通でも普通じゃなくて

研究室に転がっていたN先輩蔵書の、T教授の著書目次にあった「ふつう」になぜか引っかかった。


「普通」であることが如何に困難で空虚であるかということを終章で述べた同人小説があった。
普通じゃないことを求めて暴走し続ける小説がある。


どうも「普通バイアス」の使い手が逆転して久しいような気がしつつ。
T教授著書を未読である時点ではなんとも言いようがないが、プラスマイナス方向問わず普通に再び背を向け始めた状況での「ふつう」が気になっただけなんだけど。