なし崩しの

国籍判決。
まあ下級審レベルでどうこう言うのも無意味なんだが、事件は国籍の問題ではない。このまま収まらないだろう、というのが私の考え。
もちろん今後の「多重債務者への偽装結婚強要」類似の「偽装認知」やニセモノ対策という問題もあるだろうが、あいにくこの問題はそのレベルでは留まらない。
つまりは日本国が採用する法律婚主義の根幹に関わる問題であり、非嫡出子の問題へと派生するだろう問題であるからだ。

とはいえ、こういう法律婚の問題において、それを支援する左翼系メディアは子ども自身の帰責性がないことを前面に押し出すわけだが、子どもや子孫に対して親の責任を帰責させないということを主張するのであれば、上の世代の事案、それも国際条約において決着済みであるばかりかその根拠さえ疑わしいものをしつこく主張するサヨクメディアに一貫性は存在しないことになる。

ま、とりあえずはまったりと最高裁待ちかな。