たぶんもう書くこともないだろう。

大学の文芸サークル時代に書いてたネタより。

「魔物にとって『価値の高い』生け贄体質を持つヒロイン」と「半径2メートル前後(睡眠中は減少)の対魔物攻性防壁を持つ主人公」。
異世界風と現代風で二回使い回したわけだが、自分の文体振り返るのに昔参加してた冊子見ながら、当時没にした「前者がショタ後者が姉系」というバリエーションを思い出した。
今の俺の嗜好なら当然その没案拾った上で、生け贄体質の要件に純潔性入れて、姉キャラの保護の「必然性」から離脱させるために暗躍する同級生とか、その阻止のために頑張る姉キャラとか、直球で少年狙いの魔物娘とかバカ系プチ修羅展開にしてるんだろうな。

あのころに固まった文体が、今の悩みの種ってのも困ったもの。ゆえに「君は変に書き慣れている」と指導教官に言われるわけで、正直どうにもならない。