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銀盤カレイドスコープ〈vol.6〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

_ 　∩
(　゜∀゜)彡　アラビア！　アラビア！！　制服！　制服！
　⊂彡　　　

……なんてことをやってるとロリコン呼ばわりされそうですが……
ロリコンじゃない貧乳が好きなんだ！！！
誰がなんと言おうとリアはいい！！！

「もし採点に国や観客の意思が介入すれば、それは最低の見せ物に成り下がってしまいますから」

日本のマスゴミがいえないことを平然と言ってのける、しかも裏付けがある、そこにしびれるあこがれるぅ！！
スポンサーと協会政争の意思が介入する最低の見せ物なんかクソクラエだぜ。あ、作品に姉が絡んでいるからと言って浅田派じゃないので念のため。

ただ、今作残念だったのは、肝心のスケートシーンでボリュームは増しているのにどこか描写を投げた印象があるということ。たしかに描写に関して突き抜けたモノを持っていた作家だとは思うけど、ブレーンが着いたせいか細かい専門用語が混じったこと、そいでもって同業者の一人称という型式だけにルール上の計算なんかも介入して、１，２の頃のような圧倒的なシーン展開ではなくなった。特にスピード感は格段に落ちている。で、音楽の元ネタが分かればシーンを想像しやすくなる、これは事実なんだけど、少なくとも初読の時点では元ネタが分からないほうが描写自体のインパクトは増大すると思う。描写から受け取る情報で展開する想像力に余分なチャンネルが開くというか、なんというか。まあ好みの問題なんだけど。